スウェディッシュマッサージ

スウェディッシュマッサージは、世界一気持ちいいマッサージ「近代オイルマッサージの原点」 と言われています。

肌に負担がかからない程度のごく少量のオイルを使って、ゆったりとしたリズムと程よい圧で筋肉をほぐしていきます。指圧のように”点”でとらえるのではなく、手のひら全体で圧をかけ滑らせながら面のラインで筋肉をとらえます。

筋線維への負担を抑えて、筋肉や骨格に沿ってオイルマッサージをすることで、身体のより深部まで働きかけます。

心の癒しと共に凝りや疲れの解消に効果が期待できます。

高い技術のロングストロークにより深層部にまで達します。筋肉を緩ませるリラクゼーション効果と、心地よい刺激とともにしっかりとカラダをゆるめるマッサージ効果があります。

スウェディッシュマッサージは、適度な圧をかけて終始ゆっくりとしたリズムで行います。解剖知識に基づく多様な手技による多角的アプローチは、身体を摩擦熱で温めながら筋膜も緩めていきます。

効果がとても高いのに痛みがほとんどありません。痛いのが苦手な方にもオススメできるマッサージで、疲れた心を癒します。  

身体がガチガチだからと力強くほぐして欲しいとおっしゃる方もいます。しかし、ただの強すぎる力任せの指圧等の刺激は、防御反応による筋緊張を生じてしまいます。

反対に、撫でまわすような弱すぎる刺激でも、身体の素直な生体反応が生じ交感神経優位になり、体は固くなります。

スウェディッシュマッサージは、アロママッサージのように滑らかでソフトなタッチではなく、しっかりとした密着感で筋肉をほぐし、詰まったリンパの流れを開放して血流も促すので、速やかな疲労回復、むくみの軽減なども期待できる優れたテクニックです。

背面、前面のボディからフット、腕やヘッドまで、全身くまなく徐々に無理なく深い筋肉にアプローチしていくので、痛みは少ないですが満足感があるトリートメントです。

初めはオイルで滑らせながら浅い筋肉にアプローチします。

そのあと、オイルが浸透してくる段階では徐々に深い筋肉にアプローチしていきます。

オイルの量、浸透率、筋肉への段階的アプローチ、そのすべてが計算されている非常にロジカルな技術なので、痛みや揉み返しを伴うマッサージは苦手という方にはぴったりのボディメンテナンスです。

その伝統的技法は、手技の形、順番、施術時間、そのすべてに意味があり、長年世界中の多くの方に愛され守られてきた伝統芸術とも言える技法です。